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Designer's 海外レポート

006『ミラノサローネ2015』第2弾

大好評!タチカワブラインドのDesigner′s海外レポート。
今回はミラノサローネレポートの第2弾をお届けします。

前回お届けしたデザイン家具とデザイナーから見たトレンド総評に続き、
第2弾ではクラシック家具と国際照明見本市「エウロルーチェ」を中心に、
現地レポートや動画をまじえて、インテリアデザインの最新トレンドを
お伝えします。

橋口 典代

橋口 典代

商品開発部所属のチーフデザイナー
ファブリックメーカーで糸・ジャガード織物の開発を経て、2008年タチカワブラインドに入社。
ざっくりとした織り感とカラーリングが印象的なロールスクリーン ラルクのファブリック「エブリ」などファブリック製品の生地開発やカーテンレール・タッセルのデザインも手掛ける。

今年のミラノサローネ国際家具見本市が発表したキーワードは「物語」。
デザインは今やライフスタイルに不可欠な要素となっています。そして、デザインの持つ「美」についての「物語」がサローネの真のテーマとなっています。また、物語を生むインスピレーションの「場所」もポイントです。
場所のキーワードは3つ。エスニックを感じさせる「アフリカ」、ミニマリズムとパステルカラーの「北欧」、ファッションからのトレンドでもある80 年代のリバイバル「マイアミ」。この3つの場所からインスピレーションされたものがデザインやインテリア空間に吹き込まれています。

■Modenese Gastone

200年の歴史をもつベネチアのメーカー、Modenese Gastone(モデネーゼ・ガストーネ)。今年の展示はベルサイユグリーンと言われるマリー・アントワネットが愛したミントグリーンの壁面とゴールドの装飾で煌びやかな展示となっていました。
ブースの真ん中にはドーム型天井の下にモデネーゼ特注のグランドピアノが展示され、音楽と共にインテリア空間を楽しむといった素晴しい演出がなされていました。

モデネーゼ社は世界の宮殿や名だたるホテルの家具や内装を手掛けています。
オペラの音楽と共に映像を
お楽しみ下さい♫♪

縞目がとても綺麗な縞木壇(マカッサル・エボニー材)をベースに、立体的に彫刻されたモチーフがデコラティブに飾られたチェスト。
ブーケの中に楽譜のモチーフがデザインされ、中から音楽が流れてきそうな、まるでオルゴールのようなチェストです。

[ Kartell fragrances ] design by Ferruccio Laviani

今年、Kartellでは新たな試みとして新ブランド『Kartell fragrances』という全8種のホームフレグランスを発表。 調香師がいるラボラトリーと提携し、ブランドを立ち上げたそうです。 フェルーチョ・ラビアーニがボトルデザインを担当。今後は、雑貨にも力を入れていくとの事で、アイテムの発表が楽しみです。

■Albert e Mario Ghezzani

フィレンツェの高級クラシック家具メーカー、Albert e Mario Ghezzani(アルベルト・マリオ・ゲッザーニ)。
昨年のミラノサローネレポートでも紹介したメーカーです。
工房には熟練した職人を揃え、デザインは永年契約している
エントーレ・ティナーギリ氏をチーフデザイナーに毎年新作
を発表しています。

今年の新作は「Venere(伊:ヴェネレ)」。「ヴィーナス」という商品名です。
ルネサンス初期のフィレンツェ派を代表する画家、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」からインスピレーションを受けて製作したコレクション。

Sandro Botticelli
「ヴィーナスの誕生」

表面の光沢はmadreperla(伊:マドリペッラ)、
天然の真珠を使ったパール材で仕上げています。
優しい彫り込みと上品な光沢はヴィーナスの
美しさが伝わってくるようなコレクションです。

[ Kartell fragrances ] design by Ferruccio Laviani

今年、Kartellでは新たな試みとして新ブランド『Kartell fragrances』という全8種のホームフレグランスを発表。 調香師がいるラボラトリーと提携し、ブランドを立ち上げたそうです。 フェルーチョ・ラビアーニがボトルデザインを担当。今後は、雑貨にも力を入れていくとの事で、アイテムの発表が楽しみです。

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