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海外レポート!

007 『Salone del Mobile.Milao 2018』

テイストミックス

1. LAGO

イタリアの家具メーカーLAGO(ラーゴ)の今回のテーマは、「NEVER STOP LOOKING BEYOND(立ち止まらずその先を見続ける)」。
イタリアが生んだ巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチが、物理化学に留まらない探求心でアート、人間工学と幅広く活躍したように、LAGOも境界を越えてその先を見続けるという表明でしょう。


メインビジュアルは、レオナルド・ダ・ヴィンチの似顔絵。


「最後の晩餐」を影絵にしたもの。ミラノサローネの会場が、今年は「キッチン」を特集していることにちなんでいます。

テーマの下には「デザインは先を見続けて変わり続けるための道具」と書かれています。
では何で境界を超えるのでしょう? LAGOは“素材”で超えて行きます。
今年、XGLASSという名前の素材を発表しました。この素材は、大理石文様をプリントしたガラス素材で、「自然素材」と「人工素材」の境界を越えた新しい素材で、天然大理石が持つ表情とガラスの透明感が同時に味わえるものです。「自然素材」を模したデザインは「フェイク 偽物」と呼ばれていましたが、この素材はフェイクを超えた「新素材」と言えます。


XGLASSと木質材(これもLAGOが開発した新素材)との組み合わせ。


色を組み合わせて使うこともLAGOの特徴。今回は、季節の変化とともに現れる色を5つに分けて提案していました。
左から「Hibernum(冬)」「Autumnus(秋)」「Sol(太陽の神)」「Aestas(暑さ)」
「Primo Vere(初春)」。


「Autumnus(秋)」の組み合わせと思われる配色展開。黄色のフラワーベースでアクセントをつけています。


「Sol(太陽の神)」と思われる配色展開。


「Aestas(暑さ)」と思われる配色展開。凝った織組織で表現されたオレンジ色のファブリックスがアクセントとして効いています。


シェルフの棚板も数色で組み合わせ。


シェルフの脇に置かれていたソファーとクッション。クッションは光沢のある糸による織物。前述した5つのカラーグループの中には、手の込んだファブリックスを一色として構成しているグループもあります。

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