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仕事に直結☆すぐに役立つ THE・HINT 窓廻りのインテリアコーディネートを中心とした実用性の高い情報をご紹介。施工例や体験談、提案のコツなど、現場で役立つノウハウを毎号多彩なテーマでお届けします。

019 『JAPAN STYLE』暮らしに日本のデザインを!

最近では「和食」が世界遺産に登録されるなど、国内外で日本の伝統や文化が注目を集めています。
そこで今回のTHE・HINTでは、日本的な要素をモダンに活かしたインテリアに注目。
独自のセレクトで現代日本人の暮らしを提案する「にっぽんフォルム」店長の森口潔さんに、
最近のライフスタイルやインテリアの傾向を伺いました。
森口店長注目の商品や、それにぴったりのウィンドートリートメントもチェックしてくださいね。

  • にっぽんフォルム
  • WING LUX T脚テーブル
  • 低座椅子
  • 畳ベッド
  • 上出長右衛門×ハイメ・アジョン食卓小物

にっぽんフォルム現代の日本人の暮らしを提案するライフスタイルショップ

現代の日本人の暮らしを提案するライフスタイルショップ(撮影:野口和仁)

店長に聞くトレンド

最近のライフスタイルやインテリアの傾向

ここ10年くらいの動きを見ていますと、20世紀前半まで続いた伝統的な和式の生活から、戦後追いかけてきた西欧風の暮らしのスタイルを経て、今は日本的な美意識の上に立ちながら、行動的な国際性や実用を兼ね備えたものを求める方々が着実に増えているように思われます。

「畳」の復権、障子を中心とする和紙素材の見直し、オイル仕上げやソープ仕上げの無垢材など、自然素材の経年変化を愉しむ、部屋を小分けにせず繋がった空間を建具や障子で仕切る、四季折々の催事やしつらえも重要視すること、など…。
まだまだ変化の途中ながら、日本人の生活様式は少しずつ成熟へ向かっていると感じられます。

近年のジャパンスタイルのトレンド

“使う人とモノの深い関わり”が大切にされつつあるようです。
素材、色味、フォルム、技術、使い勝手などから長く使えるモノ、つまりその人とモノとの絆の強さや、長期間の使用に耐えうる“質”が求められています。
手直しや修理によって人とモノの末永い関係が育まれてゆくのは、まさに日本らしい考え方です。 修理と買い足しがいつでもできるものや、例えば椅子なら見た目の面白さより、座り心地がよく、長く座っても疲れないものを良しとする方が増えているように感じられます。

ジャパンスタイルのコーディネートを成功させるコツ

一般的なコーディネートにも言えることですが、家具や照明、窓廻り製品などの素材や色に一定の統一感を持たせることです。
また、日本人は床座の暮らしを快適に感じる心理があり、比較的天井高の低い日本の住宅では家具類の高さを低くして視線を下げることで落ち着きが生まれることから、「低座」の暮らしをおすすめします。
さらに、水平志向や自然素材に快適さを求める傾向が強いので、これらの要素を取り入れてコーディネートするとうまくいくことが多いですね。

にっぽんフォルム
店長 森口 潔さん

森口 潔 Kiyoshi Moriguchi

1978年、家具メーカーに入社。百貨店や専門店への家具販売や、コントラクトビジネスなどを経験。
1996年に(株)リビング・デザインセンター入社。ザ・コンランショップ家具部門の責任者を経て、2001年よりリビングデザインセンターOZONE直営のショールーム「にっぽんフォルム」と「ノルディックフォルム」のマネージャーを担当。

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