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仕事に直結☆すぐに役立つ THE・HINT 窓廻りのインテリアコーディネートを中心とした実用性の高い情報をご紹介。施工例や体験談、提案のコツなど、現場で役立つノウハウを毎号多彩なテーマでお届けします。

022 窓廻りをグレードアップする 秋冬のトレンドカラー

THE・HINTで毎年好評の、日本流行色協会「JAFCA」が提案するトレンドカラー。
今回は、この秋冬におすすめのカラーを4つのグループでご紹介します。

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  • 2014年秋冬 カラーテーマ
  • トレンドカラー「ゆだねのかたち」
  • トレンドカラー「ちからのかたち」
  • トレンドカラー「まとめのかたち」
  • トレンドカラー「かわりのかたち」

2012年秋冬のカラーテーマは「Effulgent(イファルジェント)輝きわたる光」

写真とトレンド情報提供は、
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)。
http://www.jafca.org/

2014年秋冬のJAFCAプロダクツ&インテリアカラー。テーマは「間・時」(ま・とき)。前シーズンの、歳時記をテーマにした「咲きにほう」に続き、日本らしさや日本の暮らしがテーマに選定されています。古来より日本では「間」は隔てるものではなく、何かをつなぐものとして存在してきました。色も、つながりや組み合わせで考え、そこに季節や時間のうつろいを採り入れることで、より日本らしさを表現することが大事にされています。

50年の間に失われた「日本のかたち」を表す
4つの色カテゴリー

秋冬のカラー構成は、1963年に美術出版社から発刊された「日本のかたち」を参考につくられました。今、「和」を感じさせる空間や素材が注目を集めています。それは、私たちの身近から消えつつある自然との関わりや、手仕事がつむぎ出す、ゆるやかな時間と、肉声や皮膚感覚が求められているから。色の世界では、素材の特性を生かしたカラーが注目されており、中でも、「木質材」は欠かせない素材です。

落ち着いた雰囲気のグレイッシュカラーが注目

東日本大震災や不景気で、世の中の方向性が見えなかったここ数年は、明るく鮮やかな色が市場に溢れました。その機運は残りますが、カラー傾向は全体に落ち着いた雰囲気を求める方向にシフトしています。特にグレイッシュカラーは注目されており、そこにアクセントカラーや異なる質感の素材を組み合わせて変化をつけます。

JAFCAディレクターが語る トレンドカラー全体の傾向

未加工の自然素材の色

ベージュやブラウンなど自然がもつナチュラルカラーは、時代を越えて重要な色ですが、特に最近は植物の繊維や紙など、自然素材そのものの表情を生かしたカラー表現への関心が高まっています。その筆頭が「木質素材」。荒削りな木そのものから、プリントによる精巧な木目の表現など、デザインの中で木肌の質感が重要になっています。

ゆったりとした気分になるための落ち着いた色調

自然素材の生成りや木肌、土などの色、そしてグレーやグレージュなどは、激しく変化する時代の中で、落ち着いた気分を取り戻せる色として注目されています。これらの穏やかな色をベースに、有彩色をアクセントとして加えるといった色づかいが、イタリアの家具関連展示会のミラノサローネでも多くみられました。

アクセントとしての金属感、イエロー、オレンジ、ブルー

自然素材の自然な表情へのアクセントには、木質材の色と同系色である、冴えたイエローからオレンジ系のアクセントがよく使われています。ブルー系はブラウン系の反対色として相性がよく、特に淡いブルー系は、静かで落ち着いた印象を作るために必要な色になるでしょう。ファッション市場では、シルバー、ゴールド、ピンクゴールドが流行しているように、インテリア市場でも金属感をアクセントに加える傾向が増えてきています。

大澤かほる
一般社団法人日本流行色協会 カラークリエイティブディレクター。
東京造形大学彫刻科を卒業後、求人広告営業、彫刻家助手、市場調査分析を経て、現職。カラートレンド予測と分析、カラー戦略策定、色彩教育、執筆と「色事すべておまかせ!」をモットーに日夜色彩関連の仕事に励む。インターカラー日本代表。

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