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クリエイティブな人に聞く +M space design studio 主宰 成田 真由美さん

+M space design studio 主宰 成田 真由美さん

プロフィール

空間設計事務所「+M space design studio」主宰。外構計画、商業・店舗施設、リフォーム、新築、等の設計・デザインからインテリアディスプレイまで手がける。日建工科専門学校インテリアデザイン科/非常勤講師として指導の立場にもあり、セミナー講演も多数行っている。インテリアコーディネーター、二級建築士。2003年からは群馬インテリアコーディネーター協会会長も務め 、同年に「TVチャンピオン 狭小住宅お部屋リフォーム王選手権」で優勝という実力の持ち主。



鉄骨階段の手すり部分に、雑貨屋さんで売っていた壁面飾りを。本来は、壁に飾る植物のようなパーツの組み合わせです。
玄関脇の和室を、来客者が靴を脱がずに気軽にお茶を飲める【土間リビング】にリノベーション。これから趣味の時間が増える「団塊世代」への提案です。

この仕事を選んだきっかけをお教えください。

「もっと自由に、もっと暮らしやすく…」という切実な思いが、仕事となってしまったというのが現実です。建築のスケルトン(構造)はもちろん大事ですが、インフィル(内部)の計画次第で暮らし方は大きく左右されます。間取りも同じく、視覚から飛び込んでくる意匠的な部分は、暮らす人のモチベーションに大きな影響を与えるものです。好きな服の好みが各々違うように、インテリアの好みも人それぞれ。さまざまな要望や空想を具現化する為にはどうしたら良いか?と悪戦苦闘していたら、プロになってしまった訳です。

仕事で常に心がけていることや、ポリシーなどをお聞かせください。

どの仕事でも、固定概念からスタートしないようにしています。「こんな風に暮らしたい」「こんなお店にしたい」というヒアリングから自由にイメージを膨らませていき、プランニングや提案をします。なのでマニュアルはありません。毎回、その都度完成するスタイルが違うのです。まさにクライアントさんとの二人三脚ですね。同時に、クライアントさんが安心できるプロの助言者でありたいと思っています。

インテリアのアイデアやヒントは、どのように発見・発想されていますか?

毎日が好奇心の塊です!現場で廃材を目にした時も、メーカーさんが新商品を紹介してくださる時も、展示会に行っても、TVを見ても、街に出かけても…。適材適所の枠に囚われず、「これをどこに使ったら面白いだろう?」という観点で物を見てしまいますね。こうして日々インプットしたアイデアを、案件に応じてアウトプットするようにしています。

お仕事でよく採用するタチカワ製品は?

和室のリフォームをされたお客様がいらっしゃいましたが、元々は内障子窓でした。その障子をタチカワさんの木製ブラインドに変えたら、とてもモダンな和室になりましたよ。

椅子コレクションはコルビジェやサーリネンなど、気に入ったものだけを置いています。
ミニチュア椅子のディスプレイは、見ているだけで楽しい気分に。

ご自宅や仕事場で、お気に入りのインテリアアイテムはありますか?

実は、椅子のコレクションをしています。最初は模型を集めていましたが、徐々に実物を収集するようになり、今は事務所も自宅も椅子だらけ(笑)。最近では照明器具にも凝り、いろいろな灯りを楽しんでいます。

インテリアが素敵な、お気に入りのお店をお教えください。

前橋市にあるインテリアショップ「Rooming+(ルーミングプラス)」。
こちらは色々なテイストの家具が揃っているだけでなく、インテリア雑貨も豊富です。ラグやファブリックなどもコーディネートされ、家具を購入する際にイメージがつかみやすくなるテイスト別の展示などもあります。落ち着いた雰囲気の店内は、一日いても飽きない空間です。

成田さんのようになりたい!と、日々仕事に励んでいる読者の皆さんへのアドバイスなど、メッセージをお願いします。

私達の仕事は、暮らしのほとんどを網羅する仕事と言っても過言ではないと思います。ですから、生活する上で必要な衣・食・住を快適にするための技術を磨かなければなりません。それと同時に、インテリアとは五感を含むトータルな心地よさを追求していく必要があります。広範囲にわたって興味・好奇心を持ちながら、豊かな感性を磨いていってくださいね。

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