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クリエイティブな人に聞く スタジオトリム 代表/icon 日本インテリアコーディネーター協会 副会長 森山 恵さん

スタジオトリム 代表/icon 日本インテリアコーディネーター協会 副会長 森山 恵さん

プロフィール

西武百貨店有楽町店「スタジオカーサ」にICとして勤務後、2000年「スタジオトリム」を設立。住宅、商業空間、オフィス、医療施設などのコーディネートを手掛けるほか、セミナー講師、執筆業など幅広く活動。「インテリアは人がいて初めて完成する」を信条に、日々新しいものや美しいものを求めて東奔西走中。
一般社団法人 日本インテリアコーディネーター協会 副会長

果物や花などをテーブルコーディネートに加えると 華やかな印象に。 フィレンツェの16世紀頃の修道院を改装した ホテル。食堂の壁にディスプレイされた、 当時の道具が印象的でした。 ちょっとしたスペースにも、アートフラワーを ディスプレイして楽しんでいます。 カーテンボックスの中にコンパクトに納まる タチカワ「トリーチェ ギアアシスト式」。 フロントレースのスタイルでも、奥のドレープのみ 開けることができる操作性が気に入りました。 トリーチェ ギアアシスト式

ICの仕事を選んだきっかけを教えてください。

大学卒業後、マスコミ業界で働いていましたが、ある時、「時とともに流れ去ってしまう」業務にふと寂しさを感じたのです。「人に喜んでいただけて形に残る仕事」がしたいと、まだ資格制度ができて間もないICに転職。実家が家具メーカーで、同じ業界は嫌だと思っていたのですが……「蛙の子はカエル」だったわけです。

仕事をする上で常に心がけていることやポリシーを
お聞かせください。

「インテリアは人がいて初めて完成する」を信条に、人が活き活きとして元気に見えることを大事にして、色選びをしています。 3年前の震災直後、インテリア業界がいかに東北の工場に支えられているのか思い知らされました。私たちICは、伝統工芸など「日本のものづくり」を支えるべき立場にあると考え、お客様に提案する商品を選ぶときに、この商品でものづくりに携わっている人たちが潤うのか、その産業を継承していくことに繋がるのかも考えるようになりました。

インテリアのアイデアやヒントは、
どのように発見・発想されていますか?

六本木ヒルズ新築の時、イギリス人デザイナーの仕事を間近でつぶさに見ることができたことは、貴重な経験であり、その後の仕事の仕方にも多大な影響を受けました。デザインに妥協せず、機能も妥協しない。苦しんで悩んで出来上がったものは機能的で美しく、デザイナー魂というものを感じました。
私たちICが日本の良さ、ものづくりの素晴らしさを伝えていくためにも、海外の素晴らしい商品の数々、歴史や文化の違いを学ぶように心がけています。

憧れのインテリアやヒントにされている
インテリアはありますか?

「真似したい」と思ったことはありませんが、自分の常識を超える作品に出あった時にはいつもときめきます。参考にしたいと思った目からウロコのインテリアは、だまし絵みたいなアクセントウォールや、雑誌で見た位置を動かせるキッチン、ガラスパネルの裏に仕込まれたテレビ、すごく古い建物の中にモダンな家具があるような内装とインテリアエレメントのギャップが大きいインテリアなどです。

ご自宅や仕事場でお気に入りの
インテリアアイテムはありますか?

部屋のあちこちにアートフラワーを飾っています。色のきれいな花を見ると癒されますね。デスクとして使っている、引出し付きのダイニングテーブルはお気に入りのインテリア。あと、マッサージチェア!寝る前のリラックスタイムになくてはならないアイテムです。

森山さんのようになりたい!と日々仕事に励んでいる
ICの皆さんへ、アドバイスなどメッセージをお願いします。

ICに限ったことではありませんが、一番必要なスキルはコミュニケーションスキルです。
あなたならどんなICに仕事を頼みたいですか?あなたのために一番一所懸命になってくれる人ではないでしょうか。知識や経験数だけではだめ!相手を思いやる気持ちが大切です。「思いやり」は、お施主様の言いなりになることでも、料金を安くすることでもありません。まずはどうやったら喜んでいただけるかを考える、そこから「思いやり」は始まります。相手をよく理解し、自分を正しく理解してもらうことができれば、きっと仕事はうまくいきますよ。

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