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クリエイティブな人に聞く 株式会社かあてんや 金沢本店 中出 恵美さん

株式会社かあてんや 金沢本店 中出 恵美さん

プロフィール

オーダーカーテンの専門店・株式会社かあてんや金沢本店所属。主に新築のお施主様向けに、ライフスタイルに合わせたカーテンのコーディネートを担当。入社後、6年目に独学でインテリアコーディネーターの資格を取得。多くの商品の中から、お客様のご希望通りの提案ができると高い評判を得ている。

生け花を始めたのはお客様とのご縁がきっかけ。カーテンを納品に伺った時、そのお客様がご自宅で生け花教室をされているとお聞きして興味を持ち、始めました。花のある生活は潤いを感じます。 吹き抜けのカーテンのご提案。朱色のドレープをご希望されるも満足のいく生地が見つからず、レースを室内側にする「フロントレース」を提案したところ気に入ってくださり、見事採用決定!クロスオーバースタイルに仕上げ、とても喜んでいただけました。 リビングに、片引きのフロントレースと同生地のドレープ・レースを重ねて作ったクッションもあわせて納品。世界観を統一させることで、空間に広がりを持たせました。

ICの仕事を選んだきっかけを教えてください。。

インテリアが好きで、この仕事につきました。入社当時はICの資格を持っていなかったのですが、インテリアのプロとしてお客様によりよいご提案をし、仕事の幅も広げたいと考え、7年ほど前に一念発起して資格を取得しました。
仕事をしながら、膨大な量の知識を学ぶのは大変でしたが、学んだことを生かしてさらに幅広い提案ができるようになったことはもちろん、ICの資格があることでお客様からの信頼度も増しました。仕事にやりがいのある充実した毎日を送っています。

仕事をする上で常に心がけていることやポリシーを
お聞かせください。

「製品のよいところをただ伝える」で終わらないよう気をつけています。例えばあるお客様にとっては非常に使いやすい機能でも、ほかのお客様にも同じように使いやすい機能だとは限りませんよね。ですから、その製品を取り付けることでお客様の生活がどうよくなるか、どう便利に使えるか、ということを具体的にお伝えするように心がけています。「そこまで考えていなかった、ありがとう。」と喜んでいただけることが多いので、お客様にとってよいご提案ができているのではないかと思っています。

インテリアのアイデアやヒントは、
どのように発見・発想されていますか?

メーカーのカタログや見本帳には、ヒントがたくさん詰まっています。生地を選ぶためだけにカタログを見るのではなく、メーカーがどういう組み合わせで提案しているかを見たり、どんな部屋にこのカーテンをつけてほしいと思っているかを読み取ったりすると、とても勉強になります。
テレビドラマや雑誌などでも、つい「こういう製品がこんな場所についている」という目線で見てしまいます。インテリアの知識を深めるために何か特別なことをしているつもりはありませんが、ある意味、毎日勉強しているようなものなのかもしれませんね。

今まで手がけた中で大変だったことや
嬉しかったことを教えてください。

まだ生後まもない赤ちゃんがいるご家庭で、「かっこいい部屋にしたいから、リビングに黒いカーテンをつけたい。」とリクエストをいただいたことがありました。詳しくお聞きしてみると、モノトーンの家具が多く、それに合わせたカーテンにしたいので、黒がいいということでした。
私としては、まだ小さなお子様がいらっしゃるご家庭のリビングに黒いカーテン生地はどうしても違和感があったので、濃い紫色のカーテン生地に、小物で黒を使う提案をしたところ、「私たちにはこの発想はなかった。さすがプロ!」と喜んでいただけました。「他店でも検討していたけれど、『なぜ黒いカーテンにしたいか』まで聞いて提案してくれたのは中出さんだけ。しかも黒よりずっとよい提案をしてもらえて嬉しかった。」と言っていただけたことは、とても嬉しく自信になりました。

ご自宅や仕事場で
お気に入りのインテリアアイテムはありますか?

すっきりした空間が好きなので、自宅も柄物はほとんどなく、家具も脚がアイアンでウォールナット系材質のもので統一しています。3〜4年前から、月に2回生け花を習っているので、レッスンの後は部屋に生け花を飾ることもあります。母がずっと生け花をしていたので、自分でも花が生けられるようになりたいと思って始めました。なかなか思うようにできませんが、休日の楽しみになっています。

窓廻りでよく利用するアイテムはありますか?

タチカワブラインドのマカロンはよくご提案します。ファブリック感と色のキレイさで喜ばれることが多いのですが、室内に引き違い窓とすべり出し窓がある場合などに、同じ素材感でカーテンとロールスクリーンのご提案ができるのもいいですよね。
最近はナチュラル志向の方が多いので、ナチュラルカラーの充実したエブリをご提案することも多くなりました。無地ですが、色の濃淡や使い方でさまざまな表情が出せる生地なので、お客様からも大変好評です。

中出さんのようになりたい!と日々仕事に励んでいる皆さんへ
アドバイスなどメッセージをお願いします。

お客様からリクエストをいただいたときはいつも、なぜお客様はそのリクエストをされたのかを考えます。それは、お客様の思いがどこにあるのかを考えることにつながります。製品や間取りに関する専門的な知識はもちろんですが、お客様が「こうしたい」とおっしゃったことに対する思いを感じ取り、「なぜそうしたいのか」という、お客さまご自身も気付いていない要望を汲むことで、リクエスト以上のご提案ができることもあるからです。
「センスがよい」だけでなく「感性が鋭い」人をめざすと、きっとよりお客様に喜んでいただける提案ができると思います。

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