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クリエイティブな人に聞く コミンカニスト/愛媛インテリアコーディネーター協会 会長 川上 幸生さん

コミンカニスト/愛媛インテリアコーディネーター協会 会長 川上 幸生さん

プロフィール

インテリアコーディネーター・二級建築士。住宅の設計を行いながら、古民家を残すための厚生労働省認可財団法人職業技能振興会の「古民家鑑定士」資格創設に携わり、、日本の住文化を次世代に継承する活動をしている。「古民家解體新書Ⅱ(こみんかかいたいしんしょ2)」をはじめとした書籍の出版や、地元ラジオや講演会など、多彩な分野で活躍中。

一般社団法人住まい教育推進協会 会長
一般社団法人全国古民家再生協会 事務局次長

二階吹き抜けの上にロフトを作成、子どもが遊びながら登れるようにロッククライミングのできる石を取り付けています。廊下の腰壁は全面本棚でいつでも本が取り出せます。 キッチンは既製品も使いますが、手作りもいい。お客様となんども話し合い作り上げる工程が楽しいですし、お客様にとってもオーダーメイドの使いやすいものができます。 プロヴァンス住宅の分譲地を造ったので、次の目標はこのパースのような古民家ビレッジを造ること。建物は1軒1軒が良くても景観が揃っていないと資産価値は下がります。地方再生の時代、地域に眠る古民家を再活用して地方を盛り上げていきたいです。 現在の愛車Fiat PuntEVO。 松山でも2~3台しか走っていないレア車です。故障するけど、そこがまた可愛い。 文具フェチこだわりの筆記具。高い安いではなく自分にあった書きやすいものを見つけるとずっとそれを使い続けています。

築150年の古民家から取り出した梁を構造材として使用して新築しました。デザインは洋風ですが、古民家にならい、柱が見える真壁造りです。柱が見えることで高温多湿の日本では長持ちする構造となります。

ICの資格を取得したきっかけと、
お仕事の経緯について教えてください。

今から20年前にリフォームの仕事をしていたときに、新築住宅をやってみたいと思うようになり、二級建築士とインテリアコーディネーターの資格を同時に取得しました。2008年に「古民家鑑定士」(厚生労働省認可財団法人職業技能振興会の認定資格)を創設。現在は、各地でインストラクターやインテリアコーディネーターの方へ、古民家についての講習などもさせていただいています。

仕事をする上で常に心がけていることやポリシーを
お聞かせください。

お客様への提案ツールとして、手書きパースでの提案にこだわっています。現在は3D CADが一般的ですが、3Dはお金をかければ高性能になります。中小工務店や個人のICは、手書きで差別化し、かつデザインした人の想いが伝わるツールとしてあえて手間をかけることが大事だと、自身の経験をもとに、職業訓練校や専門学校の生徒さんへ、授業の中でも伝えています。

新築住宅はお客様と家の結婚式、解体工事は家のお葬式と考えています。人生の節目節目にはセレモニーが必要ですので、新築住宅や古民家再生の引き渡し時には工事中の写真をもとに映像を作成しそれを見ていただいたり、鍵のお渡し時にテープカットを行ったりしています。解体の場合は、解体前に神主さんにお清めをしてもらい、お客様に家との思い出を語っていただいてから工事に着手するなど、常にお客様に感動を与えられるよう心がけています。

インテリアのアイデアやヒントは、
どのように発見・発想されていますか?

愛媛IC協会の会員さんとお話しして色々なことを学ばせていただいています。
また、東京の事務所が南青山にあるため、時間があるときはAIDEC、ACTUS、IDEE、Uluruなど、外苑前から表参道、渋谷に出かけていろいろなインテリアショップなどを見てまわり、トレンドなどを勉強しています。

今まで手がけた中で一番嬉しかったことや
印象に残っている仕事を教えてください。

新築住宅を設計した際に、建前をお客様の奥様の誕生日にして、上棟式の後に職人たちとお祝いしたことがあります。そのご家庭とは、家が完成した後も、家電や家具を一緒に見に行ったりして懇意にさせていただいています。

古民家再生では、相談後5年ぐらい経ってからご連絡をいただくこともあります。仕事以外でも食事に行ったり友達感覚でお付き合いさせてもらったりしています。それぞれのお客様との関わりの一つひとつが大切ですし、仕事が終わってからもご縁がずっと続いているのが嬉しいことですね。

ご自宅や仕事場で
お気に入りのインテリアアイテムはありますか?

松山に移住したきっかけはバイクで四国一周のツーリングに来たこと。今は手放してしまいましたが、「またいつかは乗りたい」という想いもあり、ブリキのハーレーの置物がお気に入りです。また文具フェチでノートやボールペンを始め、身の回りの文具にはこだわりがあります。また熱烈なApple信者(笑)で、まわりの人にもMacのパソコンやiPhoneを勧めています。おかげでパソコンだけでも6台。iPhoneやiPadなどの充電ケーブルで机周りがゴチャゴチャなので、すっきり収納できるデスクをデザインしようと思っています。

窓廻りでよく利用するアイテムを教えてください。

大阪にいるときは商業施設、銀行や証券会社の改修工事などをよくしており、タチカワの縦型ブラインドをよく採用させていただきました。タチカワブラインドのロールスクリーンは、故障が少なく品質がいいという印象があります。松山に移り住んでからは住宅がメインの仕事になりましたが、浴室にはシルキーアクアを、居室には木目柄が私のテイストにマッチしており、よく使っています。
古民家にもブラインドは相性がいいですね。デュオレスリムなどの商品も面白く気に入って使っています。

川上さんのようになりたい!と日々仕事に励んでいる皆さんへ
アドバイスなどメッセージをお願いします。

ICといえば、おしゃれな人が多いイメージですが、私のようにごくごく普通の人もいます。インテリアのトレンドやヒントなどは周りの人に教えてもらうことが多く、人のネットワークづくりが大切だと思っています。自分の得意分野の情報をお知らせすることで、自分が知らない情報を与えてもらうこともあります。お客様から新商品のことを教えてもらうことも多く、人とのお付き合いこそが一番大事だと思います。

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