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005 窓廻りに活かしたい 春夏のトレンドカラー

THE・HINTで毎年好評の、日本流行色協会「JAFCA」が提案するトレンドカラー。
今回は、この春夏におすすめのカラーを4つのグループでご紹介します。

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  • 2015年春夏 カラーテーマ
  • トレンドカラー「静寂」
  • トレンドカラー「澄明」
  • トレンドカラー「微睡」
  • トレンドカラー「豊潤」

2015年春夏のカラーテーマ「空気の色」

写真とトレンド情報提供は、
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)。
http://www.jafca.org/

インテリアファブリックスの2015年春夏のトレンドカラーは、「空気の色」がテーマ。さまざまな色との関係によって創り出される世界が注目されています。生地や様式だけでなく、その空間全体の空気をどのような色にするのか、その空間の中でどのような気分でいたいかということを大事に、微妙な陰影に美を見出す日本人らしい感性を色で表現しています。

季節感の逆転を感じさせる「サマーダーク」に注目

近年は、冬のパステル(ウインターパステル)、夏のダークカラー(サマーダーク)のように、季節感が逆転する傾向があります。「陰」に色をつけて重ねるような「影(陰)」や「光」のように、実際に手では触ることができないものを素材とした色表現も注目されています。
ミラノサローネでも使われていた、渋めのイエローや、イエローとオレンジの間、ゴールドは効果的に使いたい色です。

単体ではなく、影響しあって存在する4つのカラーグループ

色を単体として見るだけでなく、壁や床、側にあるものなどと影響しあって存在する世界観を「空気の色」というテーマで表現しました。
「静寂(しじま)」
:「影(陰)」を想わせる黒〜グレー」、
「澄明(ちょうめい)」:「澄んだ空気や水、自然風景を想わせる色」、
「微睡(まどろみ)」:「優しい感情を感じさせる色」、
「豊潤(ほうじゅん)」:「エネルギーを感じさせつつ落ち着きのある色」
の4つのカラーグループは、全体に落ち着いた色ですが、組み合わせ次第でふくよかな気配を醸し出すことも可能です。

JAFCAディレクターが語る トレンドカラー全体の傾向

「ありのまま」の自然の色

植物や木など、自然素材そのものの表情を活かしたカラー表現は、ますます重要になっています。特に木質素材は、木材の節や割れを、あえてそのまま使うような、「ありのまま」にこだわった使い方が、高級ホテルやレストランにおいても見られるようになりました。本物の自然であることが、それだけ貴重で贅沢とみなされているようです。

淡いトーンを中心としたブルー系

ファッションでは、2010年頃よりブルー系の根強い人気が続いていますが、インテリアでも少しずつブルー系の人気が見られています。JAFCAで提案したカラーの中では、「澄明」がブルー系を中心としたグループ。透明感や明るさがポイントで、特に淡いトーンのブルー系に注目しています。

アクセントのイエローとオレンジ

アクセントカラーとしては、イエローとオレンジに注目です。イエローは春夏ファッションでも注目の色。インテリアの展示会でも、渋めのトーンやゴールドがかったイエローなどが多く登場しています。オレンジは、暗めのトーンのレンガ色や彩度のある豊かなオレンジなどが人気。抑えた調子のマゼンタやピンクなどと合わせて、ふくよかで華やぎのある空間を作ります。ブラウン、ベージュとも相性がよく、ベージュやグレージュをベースに、アクセントに強めのオレンジを使うのもよいでしょう。

大澤かほる
一般社団法人日本流行色協会 カラークリエイティブディレクター。
東京造形大学彫刻科を卒業後、求人広告営業、彫刻家助手、市場調査分析を経て、現職。カラートレンド予測と分析、カラー戦略策定、色彩教育、執筆と「色事すべておまかせ!」をモットーに日夜色彩関連の仕事に励む。インターカラー日本代表。

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