T-one web トップ > TREND COLOR > 006 窓廻りをグレードアップする 秋冬のトレンドカラー

仕事に直結☆すぐに役立つ THE・HINT 窓廻りのインテリアコーディネートを中心とした実用性の高い情報をご紹介。施工例や体験談、提案のコツなど、現場で役立つノウハウを毎号多彩なテーマでお届けします。

006 窓廻りをグレードアップする 秋冬のトレンドカラー

THE・HINTで毎年好評の、日本流行色協会「JAFCA」が提案するトレンドカラー。
今回は、大好評だった春夏に続き、この秋冬のおすすめのカラーをご紹介します。

気に入ったトレンドの「いいね!」ボタンをクリックしてくださいね。JAFCAとは?

  • 2015年秋冬 カラーテーマ
  • トレンドカラー「やさしくあれ」
  • トレンドカラー「強くあれ」
  • トレンドカラー「然にあれ」

2015年秋冬のカラーテーマ  「然(さ)にあれば、然(さ)にあれ」

写真とトレンド情報提供は、
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)。
http://www.jafca.org/

2015年秋冬のトレンドカラーのテーマは、「然(さ)にあれば、然(さ)にあれ」。「それなら、それで」というニュアンスで、常に「ありのまま」でいられるよう、意志を持って「素に戻る」という意味が込められています。 「素」の状態とは、力むことなく、自然な姿でただそこにある状態のこと。今シーズンの提案は、人がその空間で「素」の状態(自然な状態)でいられる色、力むことなく才能を発揮し、互いにシェアできる空間にふさわしい色が選ばれています。

新しい高級感を表現する「ありのまま」の色

自分が「素」でいられる空間を持とうとする意識が高まっています。このような意識を受けて選ばれた色は、非常に洗練されていて、「自然(サスティナブル)」といった文脈を伴う「新しい高級感」を表現する色としてもふさわしい存在です。
各グループにはガラス質や金属色など、光る要素を持った色が構成されていますが、「光る」「変わる」「透ける」は引き続き重要なデザイン要素になると言えます。

ニュートラルな空間に欠かせない淡いブルー系と黄みのブラウン

空間の中で自然な状態でいられることを念頭に、3つのカラーグループで表現しました。特に3つ目の「然にあれ」は、2016年に向けても継続して重要なカラーです。
「やさしくあれ」:「霧にけむったようなグレイッシュカラー群」
「強くあれ」:「ワインレッド系とシルバー、ダークグリーンの成熟したカラー群」
「然にあれ」:「グレー、ブラウンにターコイズをアクセントに加えたカラー群」

JAFCAディレクターが語る トレンドカラー全体の傾向

グレー、ベージュ系

路上の影の色、木の幹の色、皮革素材の色といった、自然素材を感じさせるこれらの色は、とても重要です。グレーとベージュの中間であるグレージュは、昨年から引き続き注目される色。2015年のミラノサローネでも、生成り、トープが多く見られました。

濃厚なダークカラー

ネイビー、こげ茶、ワインなど、暗い中に豊かな色みを感じさせる深い色合い。ファッションでも、官能的なムードの深いレッドやワイン系が話題となっていて、毛足の長い素材や、艶感のある素材などによく似合います。レンガ色は風格を感じさせるムードで、ミラノサローネでも注目されていました。

民族調を現代風にアレンジ

2015年秋冬デザイナーズコレクションで注目されたもののひとつに、「エスニック、民族調」があります。春夏のボヘミアンスタイルからの流れともいえますが、スタイルというよりもタペストリーやラグのような装飾的な布地に特徴があります。「濃厚なダークカラー」でもご紹介したワインやボルドー、またブラウン、イエローオーカーなどのカラーで、豊かに施された刺繍やパッチワーク、フリンジづかいなどを現代風にアレンジしたものが多く見られました。

大澤かほる
一般社団法人日本流行色協会 カラークリエイティブディレクター。
東京造形大学彫刻科を卒業後、求人広告営業、彫刻家助手、市場調査分析を経て、現職。カラートレンド予測と分析、カラー戦略策定、色彩教育、執筆と「色事すべておまかせ!」をモットーに日夜色彩関連の仕事に励む。インターカラー日本代表。

次へ

このページのトップへ