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TREND COLOR 窓まわりをグレードアップするトレンドカラー

013 窓廻りをグレードアップする 春夏のトレンドカラー

毎年好評の、日本流行色協会「JAFCA」が提案するトレンドカラー。
今回は、この春夏のおすすめのカラーをご紹介します。

JAFCAとは?

  • 2019年春夏のテーマ
  • Hidden 秘密の
  • Absorb 受け入れる
  • Freakishness 奇妙さ
  • Ethical 倫理にかなった

2018年春夏のテーマ 「“On Your Mark!” オン・ユア・マーク(位置について!)」

写真とトレンド情報提供は、
一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)。
http://www.jafca.org/

東京オリンピック・パラリンピックを翌年に控え、2019年は、競技会場はもちろん、宿泊施設や遊興地などの公共施設も、オープンに向けて最終準備段階の一年となります。
テーマ「On Your Mark(位置について!)」には、「明日に向かって新たな一歩を踏み出すスタートラインに立つ」という意味が込められています。スポーツの祭典が開かれる前年ということを鑑み、国際陸上競技に使われる言葉で表現しました。

アクセントのイエロー、オレンジ

イエローは長くトレンドとして継続していますが、今後も引き続き重要な色です。特に注目されるのは、鈍いトーンのイエローで、木質やグレー、グレイッシュカラーの壁や床、家具などのアクセントとして重要です。また、オレンジをイエローと一緒に使用し、明るさと楽しさを表現するのもよいでしょう。

グリーン〜ブルーをフォカマイユ調で

いまや、ネイビーなどのブルー系はすっかりインテリアでも定着し、カーテンカーペットの他、商店建築の壁などにもアクセントとして使われるようになっています。
海の色、空の色に見られる深いブルーから淡いブルーまで、微妙なニュアンスを含んだグレーがかったブルーや、様々なブルーグリーン、グリーン系を、フォカマイユ調(色相、色調が微妙にずれた似た色の組み合わせ)で使用するのもよいでしょう。
対照関係にあるイエローやオレンジと対比的に組み合わせて使うのもおすすめです。

一見白に見えるミックス

ファッションで今話題の「白に近いような淡いトーンのペールカラー」が、インテリアでも新鮮です。特に注目されるのは、白っぽい地に様々なペールカラーをミックスして使うというものです。遠目に見ると白のようで、近くによると様々な色が見えるのが新鮮です。スキンカラーやラベンダー、ペールイエローなどの甘すぎない色も、注目されます。

JAFCAディレクターが語る! トレンドカラー全体の傾向

「Awakening Orange(アウェイクニングオレンジ)」(系統色名 ストロングオレンジ)
Awakening Orange(アウェイクニングオレンジ)
「Awakening」とは、「覚醒、気づき」という意味を持つ言葉です。元号が変わる2019年、「気づき」をもって新しい時代に向かう、という願いを込めて、快活なアウェイクニングオレンジを選定しました。選定理由には3つのキーワードが含まれています。

Awakening Orange(アウェイクニングオレンジ)
Awakening Orange(アウェイクニングオレンジ)

Keyword 1:覚醒、リスタート

2018年は、今まで隠されていた悪しき習慣と思われる事象が次々と明るみに出ました。私たちは今、本来あるべき姿に気づき、より良い未来に向けて一歩踏み出そうとしているところではないでしょうか。オレンジの香りを嗅ぐと私たちは目の覚めるようなフレッシュな感覚を覚えます。明瞭な意識で新しい未来に踏み出す、前向きなエネルギーを象徴する色としてカラーを選定しました。

Keyword 2:コミュニケーション、寛容さ

性別、文化、価値観などの違いを理解し多様性を認めるという「ダイバーシティ」の考え方がさかんにいわれるようになりました。互いの違いを理解し認めあうためには、会話をしていくこと、コミュニケーションをとることがとても大切です。
私たちは、人との会話を楽しんだり、ペットと触れ合ったり、誰かに「ありがとう」と言われたりすると温かい気持ちになります。オレンジは温かいひだまりや、楽しく賑やかな会話を連想させる色でもあります。いつ戦争が起きてもおかしくない、きな臭い世界情勢にあって、アウェイクニングオレンジが、寛容さや幸福感を思い起こさせるきっかけになればという思いを込めました。

Keyword 3:スポーツ、健康

東京オリンピックが目前に迫り、様々なスポーツ競技が活気を帯び、人々のスポーツへの関心も高くなっています。一方、前かがみでスマホに向き合う時間の多い現代では、心と体を動かす時間が大切です。高齢化社会においては、体を動かすことは脳の老化を防ぐ効果があることが科学的にも明らかにされています。
躍動感を演出し、生き生きとした生命の力を感じさせるアウェイクニングオレンジは、今注目されているスポーツや健康といったイメージに相応しく、男女問わず愛される色です。

大澤かほる
一般社団法人日本流行色協会 カラークリエイティブディレクター。
東京造形大学彫刻科を卒業後、求人広告営業、彫刻家助手、市場調査分析を経て、現職。
カラートレンド予測と分析、カラー戦略策定、色彩教育、執筆と「色事すべておまかせ!」をモットーに日夜色彩関連の仕事に励む。インターカラー日本代表。

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